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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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メルカリで67,000円で購入したバスクラ、気になるそのメーカーは!?
前回の記事の続きです(*´▽`*)



さてさて、安く仕入れた割には普通に使える楽器だったわけですが。

今回はこの楽器のメーカーについて考察していこうと思います。

まず、こちらがケースについていたロゴですが……。



光が反射して見難いですが……

Bundy H&A SELMER.INC

とあります。

【どんなメーカーなの?】

「え!? セルマー!?」とついつい反応してしまう人も居るかもしれませんが……。

こちらは現代でいう所の、Conn.Selmer。もしくはSelmerU.S.Aという、別ブランドです。

同じ名前なのは、その起源が同じという会社だからなのですが、20世紀初頭にはすでに枝分かれしたメーカーなので、全くの別物と言えるでしょう。

ざっくり表現すると……。

本家Selmerはパリに拠点を置く、高級志向の楽器メーカー。

アメリカSelmerはアメリカ拠点の、スチューデントモデルに強い楽器メーカーです。

最終的には金管メーカーでおなじみのConnに吸収されているので、今となっては木管楽器を中心にブランド名として残っているような感じです。

どちらにせよ、高級なメーカーでも無いですし、むしろ当初から低価格で求めやすい楽器だったと言えましょう。

正直、アメリカの学生(部活音楽レベル)が使う以外、採用している団体は無い。そんな程度の楽器メーカーです。

日本でいう所の、楽器店が展開する独自ブランドの楽器……に近いレアリティかと思います。

【いつ頃の楽器なの?】

Bundyと言うのは、アメリカセルマーが20世紀初頭に枝分かれした時に、その経営権を得た従業員
George Bundyが、クラリネットなどのスチューデントモデルを商品展開をするときに付けたブランド名とのことです。

1948年に、当時楽器業界にも浸透し始めたプラスチック製品に目をつけ、
Bundy Resonite 1400というプラスチック製クラリネットを製造して成功して、これが商業的に当たります。

Bundyというブランド名は、1980年代の連続した企業買収、合併の時代に突入するまで、主に低価格帯の樹脂製クラリネットを中心に使われ続けたと言います。

さて、そんなわけで今回の楽器。どんなに新しくても1980年代中期までに作られた楽器という事が考えられます。

また、現在は主流のエンドピンをつける金具が取り付けられないところを見ると、それなりに古い楽器であることが予想されます。

憶測ですが、1960~1980年あたりで生産されたものでは無いでしょうか。

【結局のところ、この楽器は「買い」なのか?】

木製よりも劣化しないプラスチック製。タンポ交換もされていますので、古い楽器だとしても割れなどが起きないのがかなりの強みです。

また、スチューデントモデルブランドではあるものの、それなりの歴史をもつ楽器メーカーには間違いありません。

正直なところ、歴史の浅い中華系の楽器よりはかなりマシな部類になるのではないかと思います。

ちなみに、今出回っている同ブランドとしては、SelmerUSAというロゴの入った商品があります。

こちらは比較的新しく、さらに品質は上がっている商品です(友人に借りた事があります)。

また、プラスチックや樹脂の加工も進化しており、外見的に木製を思わせるような加工がされておりカッコイイです。

エンドピンが取り付けられる金具もありますし、もし同じ価格帯でそれを見つけましたら、それはかなりお買い得かなと思います。



如何だったでしょうか。

次回はこのバスクラにエンドピンを取り付けられればなと思います。

それでは。



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