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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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鬼のようにリハビリをする病院があるらしい件~回復期リハビリテーション病棟~

MSWを名乗っている私ですが、現在は回復期リハビリテーション病棟に努めています。

今日はその回復期リハビリテーション病棟についてご説明をしたいと思います。

【どういう病棟なのか】

この病棟は、なにも各病院が勝手に名乗っているわけではありません。国の定めた医療法の中で、ちゃんと定義がなされている病棟です。

(他もそうですが)いくつか細かい決まりごとの中で運営されている病棟です。

その役割は特定の病気に対して、リハビリテーションが必要な患者のみを受け入れて、適切なリハビリテーションを行う事にあります。

また、リハビリを行うだけでは無く、そのあとの生活に不自由なく繋げる事も、その役割の一つとなります。

【どういう疾病なら受け入れるのか】

細かく上げるとキリが無いですが、脳梗塞脳出血などの疾患や大腿骨の骨折脊髄の損傷、何か所にもわたる骨折、何らかの病状悪化による廃用症候群(筋力低下などの事)の患者が適応になります。

大きく分ければ、脳血管疾患歩行困難になるような骨折廃用症候群の三つに分かれるかと思います。

また、受け入れる期日もあり、発症から一定の期間が経過すると入院できなくなります。病名にもよりますが1~2か月以内に入院しなければなりません。

【どのくらいのリハビリが出来るのか】

病院にもよりますが、作業療法、理学療法、言語聴覚といったリハビリを行う事が出来ます。

また、一日に2時間程度のリハビリを行う事になり、病院によっては休みの日も無い場合があります。

病名によって入院していられる期限があるので一概には言えませんが、数か月から半年の入院をしてリハビリを受ける事となります。

また、期限はしっかりと定められていますので、入院期間の延長などは原則する事が出来ません。

【リハビリ以外は何もできないのか】

リハビリ専門の病棟になりますが、医師はしっかりといます。

しかし専門外のことをその病棟で行う事は出来ませんので、他の病状の悪化などに対しては医師の判断を基に、同じ病院の他科に転棟したり他の病院に転院したりします。

リハビリだけをしていればいいわけでは無く、入院中は退院の準備を行っていきます

専門職のスタッフが院内会議を行い、定期的にその結果を医師から本人と家族に面談形式でお伝えします。

その都度、行政のサービスの紹介や、患者様の家屋調査家族様への介護指導、そして必要に応じて施設入所のご案内などを行います。

その為、ご家族様には退院に向けて動いてもらう事になります。

リハビリはあくまで退院支援の一環であり、他の全ての問題を解決、または解決しなくとも生活に困らないようにしてから退院をして頂く病棟です。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

回復期リハビリ病棟を一言で言い表すのであれば、それは『退院して安全な生活をするための準備をする病棟』です。

また、特定のリハビリを長時間行わなければならない疾病に対しての専門の病棟でもあります。

実際のところ、他の施設や在宅サービスを例に挙げたとしても、毎日二時間リハビリを続けてくれる場所は他にはありません

皆さまも、入院しないに越したことはありませんが……。

もし回復期リハビリテーション病棟に入院した場合は、限られた時間を有意義に使ってくださいね(`・ω・´)
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