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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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介護老人保健施設を知るうえで押さえたい3つの特徴
介護老人保健施設という施設は、他の施設と比べても少し毛色の違う施設ともいえます。
 
皆様がイメージする「施設入所」というイメージは、もうそこに死ぬまで入っているというイメージの方が多いかと思います。
 
ですがこの施設に関して言えば、長期間の入所をするための施設ではなく、また違った役割を持っています。
 
今回は、その特徴を三点に絞って解説しようと思います。
 
ちなみに、入所可能なのは要介護1~5までの判定を受けた方になります。
 
まずは参考までに、介護保険法に書かれた定義を見ましょう。
 
【定義】
介護老人保健施設とは、要介護者であって、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設。 (介護保険法第8条第28項)
 
小難しい事が書かれていたと思いますので、かいつまんで解説します。
 
【Ⅰ今後の生活を準備する施設】

まず、大前提として終末期までの入所はできません!!

 
定義にもありますが「心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者」を対象としていますので、最終的には「在宅」に戻るか、新しい住処としての「施設」に向かうこととなります。
 
そのため、最大の特徴は短~中期間しか入所できないところにあります。
 
具体的には三か月ごとに各利用者に対し「入所期間を延ばす必要があるか」という判定を行い、その結果をもとに在宅や次の施設への退所を進めます。
 
あくまで次の生活の準備期間の施設という位置づけなのです。
 
【Ⅱ医療的な側面を持つ施設】
 
リハビリや在宅に向けた準備をするという側面があるので、医者や看護師がスタッフとして配置されています。
 
もちろん緊急時に本格的な治療などはできませんが、リハビリなどの指示は施設の中ですべて行われますし、これは施設によりけりですがある程度の医療的処置も受け入れ可能で対応して頂ける場合が多いです。
 
また入院費などでよく利用される「高額療養費」の制度が利用できます。世帯の医療費+介護費を合算した高額療養費に対して、4段階の自己負担限度額が設定されますので、どの家庭でもある程度無理のない範囲での支払いで納まります。
 
【Ⅲ待機期間が短く入所できる】
 
他の施設はとにかく待機期間が長い事が多いです。
 
しかし老健はその特性上、退去者が毎月一定数出ますので、比較的短い間に入所の順番が回ってきます。
 
また、医療機関との連携が強いので、家に帰るまでもう少し時間と猶予が欲しい、身体の動きを整えたいと言った「現在入院中の患者様」に対してはさらに入所が早まる可能性も高いです。
 
入りにくい特別養護老人ホームやグループホームなどの待機期間に利用することもできますし、そろそろ在宅生活が厳しくなってきたと感じ施設方向を検討するのであれば、主治医やご利用の医療機関の相談員に相談するのも良いでしょう。
 
 
 
 
さて、いかがだったでしょうか。
 
今現在も、入院中に急な退院を迫られたり、在宅生活が徐々に困難になり追い詰められている方は、この日本に数多くいらっしゃるかと思います。
 
介護老人保健施設を頼れば、一時的とはいえ時間の猶予ができる場合も多いので、ご検討するのもよろしいかと思います。
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