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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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早くした方が良い!!介護保険の申請の実情1
私が勤めているのは、都内某所の某病院、回復期リハビリテーション病棟(以降「回リハ」)です。

今日のところはその「回リハ」についての説明は置いておきますが、在宅復帰や施設入所の準備をする病棟と考えて頂けると間違いないかと思います。

さて今日お話しするのは、この高齢化社会において在宅復帰を考えるにあたり重要になる事について話します。

Ⅰ介護保険

病院によりもしますが特定の骨折や脳梗塞、脳出血などのリハビリをする回リハでは、比較的高齢者の入院患者が多いです。

なので切っても切り離せないのが「介護保険の申請」です。

詳しく説明してくれているサイトはいくらでもあるので、そちらで見てもらえればと思います。ただ、ざっくり話しますと適応する人は、

①65歳以上で介護の必要な人
②40歳以上で特定の疾病があり介護の必要な人

といった感じです。

そのうち①はもちろん、②に適応する人も回リハには多いので、この申請についてはとても関わるのです。

ちなみに介護保険のランクの段階はすべてで7段階です

要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

←に行くほど低く、→に行くほど高い結果となり、高い方がサービスを多く受けられます。
なお、サービスの自己負担は世帯収入によって変わりますが、デフォルトで1割負担です。

Ⅱいつ介護保険の申請すれば良いの?

入院患者様の半数以上は、介護保険を使わず生活されてきた人です。

中には80代90代になっても利用していない人も存在し、それは健康的で悪い話ではありません。

ですが申請自体は65歳過ぎれば、別にいつ行ってもかまいません。

元気すぎる人は、適応でないという結果が出ます。

逆に、少しでも必要性が認められれば要支援1or2から結果が出るでしょう。

私としては早い段階で申請を出した方が良いと思います。

理由はこの後に説明します。

Ⅲどこに相談しに行けばいいの?

介護保険の話ですから、役所の介護保険課に行けばいいです。

……というのは半分正解ですね。役所が遠い高齢者などにもちゃんと対応できるように、各地域に相談センターが設置されています。

正式名称は「地域包括支援センター」という機関で、行政からの委託で介護保険を含めた高齢者の相談業務を行っています。

ただ、この名称は一般では使われていなく、各自治体によって名称が違います。例えば東京都北区ならば「高齢者安心センター」、江戸川区ならば「熟年相談室」。

ただ、解りやすい名称をどこもつけているので、自分の地域は何という名前で看板を出しているか確認してみると良いでしょう。

原則、本人、家族や親族が申請等の相談に行きます。もちろん、電話などで問い合わせる事も出来ます。

Ⅳ介護保険申請の結果はいつ出るか

これは各自治体でも差が出ると思います。

ちなみに私は23区で言えば、北区、板橋区、足立区、荒川区、台東区、墨田区、江東区、江戸川区、新宿区と介護保険関係でのやり取りを経験していますが、この辺りはどれも大きな差はありませんでした。

結論から言うと、1か月~2か月かかります

まず、介護保険の判断材料として、

①主治医意見書
②認定調査

があります。

①、これは今現在のかかりつけ医に書いてもらう書類で、診察に行った時に依頼をすれば、あとは医療機関が役所に送付してくれます。なので、早めに診察に行けば1~2週間程度で役所の方に届きます。医者がサボらなければ、この書類の提出が遅れる事はありません。

②は申請者の元に行政から派遣された調査員が、面談形式で質問や簡単なテストを行います。在宅なら家まで、入院中なら入院先まで来ていただき調査が行われます。しかしこれは①の書類とは違い、実際に予定を合わせて調査員が動かなくてはなりません。調査員の手が足りていない地域では、調査までに数週間から一か月待たされる場合もあります

さて、問題なのは、①ないし②が進まなかった場合です。

介護保険の結果は、その時々にもよりますが、①の主治医意見書が届き、②の認定調査の結果を基に、区の介護保険の認定会議で判定が行われます。

その為結果が出るには、①と②が揃ってからさらに一か月かかる事も良くあります。

もし②で時間を食ってしまったりしたら、申請してから2か月まるまる待たされてしまう恐れもあるのです。

正直、まだ余裕のあるうちに低いランクの要介護でも確保していた方が、もしもの時にもスムーズに事を進められるかと思います。





さて、本日はこの辺りにします。
正直なところここまでの話は前置きで、本当でしたら「入院したら介護保険を真っ先に申請しに行こう」という話をしたかったのですが、長くなったのでまた次回に。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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