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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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グループホームを選択したい3つの理由
世間では様々な形態の高齢者施設があります。
 
そんな中、グループホームという施設があることを、皆さまはご存知でしょうか
 
認知症高齢者グループホームとは、認知症の状態にある要介護高齢者等が共同で生活をする高齢者介護施設で2000年4月の介護保険法制定に伴い、新たに類別されました。
 
入居対象者は介護度的には要支援2からですが、同時に認知症の診断を受けていなければなりません。また、その地域の住民票を持っていなければならないという条件もあります。
 
規模は2フロア18人が基本で小規模な施設です。
 
また、認知症以外の生活レベルはあくまで自立の方対象ですので、認知症専門の施設といっても過言ではないでしょう。
 
【Ⅰ認知症になっても自分の力で生活を】
 
認知症になってしまったとして、何が一番困るかというと「他人の静止を受け付けない」という所でしょうか。また、受け付けたとしても「忘れてしまって同じことをする」という所でもあります。
 
生活できるレベルの体力や運動機能があったとしても、断能力の低下によって逆に危険な行為を日常的に行ってしまうことにもなりえます。
 
危険な行為とは様々ですが、一番あり得るのは徘徊して迷子になってしまう事でしょうか。家に戻れずに行方不明になる人もいます。
 
しかし現実的に日中ずっと、誰かが張り付いて監視するわけにもいかず、さりとて身体拘束をするわけにもいきません。
 
でも逆に言えば認知症の方々は、誰かの見守りがあれば自分の力で生活することができます。
 
だからこそのグループホームなのです。
 
グループホームでは、職員の声掛けや促しで、その人がごく一般的な日常生活を送れるように支援します。
 
食事の時は配膳をしますし、人によっては洗濯物を畳んだりします。役割分担をしながら、その人ができることを率先して行わせます。あくまで認知症の方が自分の力でできるだけ生活できる、一種の共同生活の場です。
 
認知症とはいえ、彼ら彼女らにはプライドもありますし、人の世話になるばかりではいけないという意識も少なからずあります。尊厳を守り、人として役割を与えることで、その場がとても居心地のいい場所になる効果も期待できるのです。
 
【Ⅱ認知症知識に明るい職員が多い】
 
他の施設では、確かに専門性がある施設も多いですが、基本的に様々な状況の高齢者が入居します。
 
しかしグループホームはあくまで認知症の方を対応する施設ですので、他の施設よりも認知症に対しての専門的な知識の多いスタッフが多く配置されています。
 
また、数多くのケースを担当することとなりますので、必然とスタッフの対認知症の能力は高く、他の施設のスタッフとは比べ物になりません。
 
認知症症状というのは様々な状況があります。ずっと笑顔でいられる人もいれば、攻撃的になってしまう方もいます。特に攻撃的になってしまう方はどの施設にもなじめず、行き場を失い転々となってしまうことも多いです。
 
しかし、認知症の凶暴性というのは、様々な要因が考えられますが、その多くはご本人の不安からくることが多いです。
 
専門性の高いスタッフは、認知症患者のそういった不安をうまくくみ取り、個人差はありますが多くの利用者を安心させ、今の生活につながるように対応してくれます。
 
もちろん、すべての利用者の攻撃性を除去できるわけではありません。中にはどうしてもそういった行為が止められない方もいらっしゃいます。
 
ですが、もし認知症の症状で攻撃的性が出てしまい困っている方がいましたら、一度グループホームのような専門性の高い施設に入れることができれば、本人がそののち安心して生活することができるようになるのではないでしょうか。
 
【Ⅲ住み慣れた土地で生活できる】
 
住み慣れた土地というのは、それだけで高齢者の安心につながります
 
どんなに外出しない状況になっても、自分が「〇〇に居る」と理解できるだけで、ストレスはかなり減るのです。
 
ですが施設を探すとき、ある程度他の地域を探すことも視野に入れないといけませんし、現実問題なかなか今まで住んだ地域で施設が見つかることは少ないです。
 
しかし、グループホームはそもそも地域の住民票を持っている方限定の施設です。そのため自分の良く知る地域で生活できますし、今までかかっていた医者などを頼りに生活することも可能です。
 
これは施設にもよりますが、季節のイベントで近くの公園にピクニックに行ったりもしますし、そういったところで彼ら彼女らの知っている地域で今後も生活を続けることができるのです。
 
また、入居者はすべて、その地域で生活されてきた方々です。自分たちが覚えている範囲でも会話は弾むでしょうし、違和感のない人間関係の構築も期待できます。
 
認知症でわけがわからなくなっているからこそ、今まで住み慣れた地域を離れないで済むという事は、大きなメリットにもなるのです。
 
 
 
いかがだったでしょうか。
 
正直申しますと、如何にその地域の住民票を持った人しか入居相談できないとはいえ、そもそも小規模な施設なので待機はとても長いです。
 
しかしながら、今ある自分の力をフル活用して、住み慣れた土地で生活し、そして専門家の元で生活することができるのであるのなら、グループホームを選択する大きな理由となるでしょう。
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