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【医療介護】【音楽楽器】星藤野のブログ

都内病院勤めの30代MSWクラリネット吹き。 ①医療・介護に関する話題 ②音楽・楽器に関する話題 よろしくお願いいたします(*'▽')

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40歳から使える介護保険~特定疾病~
以前介護保険の事について、早めに取った方がよいというお話をしました。
 
ですが介護保険というのは基本的には65歳以上の方の制度です。どんなに使いたくても年齢に達していなければ基本的には使えません。
 
しかし、物事には例外もあります。
 
国の定める特定疾病が診断され、高齢者と同じように介護が必要な40歳以上の方に対しては、同じように介護保険のサービスを受けることができるようになります。
 
【対象の疾病は16】

1.末期がん
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
4.後縦靱帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症
11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
 
このような対象となる疾病があります。ですがただ病名がついていれば良いというわけではなく、医師の診断である程度の基準を満たしていないといけません。
 
詳しい説明などをするときりがないので、いくつかかいつまんで皆さんの良く知る病名を中心に例を挙げたいと思います。
 
1.末期がん
 
一番わかりやすい病名ですね。
 
ですが、「末期」とついていることからもわかるように、癌であれば使えるというわけでもありません。
 
ざっくりと解説すると致死性と治療困難な状況を求められ、余命半年といった症状でなければ利用できません。
 
5.骨折を伴う骨粗鬆症
 
骨密度の検査や脊椎の検査などで対象かが判断されます。
 
骨折のリスクなどが高くなければ、ただ単に病名がつくからと言って対象となるわけでもありません。
 
6.初老期における認知症
 
認知症検査等の結果次第で診断される必要があります。
 
また、一時的な(せん妄など)症状ではなく、慢性的なものでなくてはなりません。
 
13.脳血管疾患
 
脳梗塞や脳出血などの病名が付き、麻痺などの後遺症が残る場合に総合的に判断されます。
 
外傷性の脳出血などは対象外となります。
 
【利用するメリット】
 
言うまでもなく、これらの病気はごく普通の生活をするにあたってかなりの困難とリスクを抱えます
 
また、家族が若い時にそのような疾病や後遺症を抱える場合、日中どうしても本人が一人になってしまうことも多いです。
 
このような病名で出る介護度はそこまで低くありませんし、それなりにサービスを利用することもできます。
 
なによりもご家族の日常を守る為にも、40歳からの介護保険サービスを受けることが望ましい場合が多い事でしょう。
 
【申請の相談】
 
申請の方法は高齢者の場合と大きく変わりませんが、そもそもこういった病気になられたときは病院にかかっているかと思います。担当の医師や相談員に相談しましょう。
 
本来ならば病院側から説明があるとは思いますが、まれにそういったサービスの存在を知らないで、在宅で苦労されている方もいます(とくに脳梗塞の人とか)。
 
これは特定疾病のケースに限って言える事ではありませんが、少しでも在宅の介護が難しく感じるのならば、役所なり地域の相談所なり病院の先生なりに相談することをお勧めします。
 
何かしらの方法を提示してくれることも多いので。
 
【まとめ】
 
いかがだったでしょうか。
 
特定疾病に関しては、介護保険を早い段階で利用できる反面、利用できるかは細かい検査などの結果によります
 
ですので病名があるから使えるとは限りませんが、もしこういった疾病を診断された場合は、今後の生活の事も含めて医療機関などに相談して、在宅復帰を検討するのが良いでしょう。
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